結婚をしたいという気持ちはあったのですが、相手がいませんでした。

結婚をしたいという気持ちはあったのですが、相手がいませんでした。

社会人になってから同性ばかりの職場だったので、出会いのきっかけというのがなく気づいたら結構な時間がたっていたのです。

周りの友達も結婚している人のほうが多くなっていて、結婚をしていない友達も相手はいるという状態でした。

自分だけが完全に取り残された状況となっていて、このままでは婚期を逃してしまうかもと不安になってしまったのです。

友達は焦らなくても大丈夫だと言ってくるのですが、それは相手のいる人の余裕のある発言でありその言葉通りにししていたら、取り返しの付かないことになってしまうと思いました。

その段階になって婚活を始めようと思い、まずは情報収集をすることにしたのです。

婚活という行為自体は知っていたのですが、一体何からすれば良いのかがわからなかったのでやるべきことを知るところから始めました。

すると、いろいろな方法があるということがわかったのでひとつひとつ試してみることにしたのです。

まず始めたのは婚活パーティーに参加をしてみるということで、結婚を希望している人達が集まる場だけに気軽にできるものの中では結婚相手を見つけやすい方法だと感じました。

最初は結婚相手を探している人たちの集まりということで、多少身構えていたところはあったのですが全体的にはリラックスしたムードで交流を深める場だったので少し安心しました。

しかし、やはり結婚を前提として考えている人の集まりだけに半端な気持ちの人は、関心を持たれないという印象を受けました。

婚活パーティーは感触は悪くなかったのですが、巡り合わせが悪かったのかこの人だという人には当たりませんでした。

それと並行して行っていたのが、SNSを利用した婚活で最近ではSNSを通じて人脈を広げることができるということで、試してみることにしたのです。

ただ、全くつながりのない人と出会おうとは思わずに高校や大学時代の友達などのつながりから、良い相手が見つからないか人脈を増やしていったところ高校時代の同級生と知り合うことになってそこから交際が始まったのです。

結婚を考えているといったわけではありませんが、年齢的にも相手もその気になって交際をしてくれたのでこれはいけるかなと思うようになりました。

共通点のある二人だけに打ち解けるのも早くて、次第に仲は深まっていくことになり交際は順調に進みついに結婚に至るまでになったのでした。